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2019-11-17

鏡の物語 (12.14〜12.25) / 終了

伊藤敦子さんは銀などの素材を使って、溶かす、炙る、削る、打つなどの工程から偶然や自然の美しさの出現を待つように制作をされています。ジュエリーとして身につけること、また空間のなかでオブジェのように感じていただくことも。空間に小さな部屋をつくり、制作音をBGMとして流す予定です。ジュエリーとして身につけることまた空間のなかでオブジェのように感じていただくことも、ご覧になる時間をお楽しみいただけるよう準備しておりますのでぜひお立ち寄り下さい。


Photo_Sayumi Kondo(Blanket), ブローチ.

会期:12月14日(土)、15日(日)、19日(木)、20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月)*、24日(火)*、12月25日(水)*
時間:平日11:00~19:00、土日11:00~18:00 *年末臨時営業時間につき、11:00〜18:00と致します。
在廊予定:12月14日(土)、15日(日)
設営協力:Chiharu Sawada

Profile
伊藤敦子
イタリア・フィレンツェへ渡り彫金を学び、帰国後はジュエリー作家に師事。
その後個人として制作を開始し、現在ギャラリーなどで作品を発表しながら
ジュエリーブランドitoatsukoの活動も行っている。

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東京で伊藤さんの作品を初めて目にしたのは数年前でした。
自然の深遠を映し出すような作品に一瞬で惹かれ、身につけて過ごしたくなりました。
今年の1月に打ち合わせを終え、作品に宿る不思議さは何かという疑問がぐるぐると脳内に浮かんだまま数ヶ月が過ぎました。

今回のタイトルは、伝統芸能の能の演目「野守の鏡」という物語に由来しています。
昔、山伏が森のなかへ私たちを映し出す小さな池=鏡を探しに行った際に一心に願うと、
鬼神が真実の鏡(野守の鏡)を持って現れて、映し出したのは、なんと地獄道だったそうなのです。
私たちは、信号、歩道橋、街路樹、ビル、日々さまざまな景色を見ていますが、時には自己や明暗の反転した世界と対面する瞬間があるのは不思議ですね。作品の奥にどんな情景が浮かぶのでしょう。皆さまとご一緒に体感できること楽しみにお待ちしております。

(家長 田中嘉)

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